理学療法士・作業療法士は「やめとけ」【5つの理由を徹底解説】

ゲイツ

理学療法士・作業療法士は「やめとけ」って友人に言われました.

ジェミー

私も言われました.なんでやめておいた方がいいか気になります.

本記事を読めばこのような疑問を解決できます.

本記事の内容

●PT・OTは「やめとけ」という理由

●PT・OTの口コミ・評判

●PT・OTとしての生き方

Twitter(@FPT_FIRE60)

著者は,経験年数10年以上の理学療法士です.理学療法士として,資格取得や論文執筆をしてきました.また,転職を2回経験し,様々な部署を経験してきました.

GoogleやYahooの検索窓に「理学療法士」や「作業療法士」と入力すると「やめとけ」とか「給料安い」などが予測変換で出てきます.

これから理学療法士・作業療法士を目指す,または現役の理学・作業療法科の学生は心配になりますよね.

結論:PT・OTはやりがいはあるが給料は低い

理学療法士・作業療法士を目指すにあたって,知っておくべき現場の実際を複数の理学療法士の友人と個人の体験談を踏まえてお伝えします.

この記事を読み終わる頃には,理学療法士・作業療法士のリアルがわかります.

おくさん

5分程度で読めるから,最後まで読んでね!

目次

理学療法士・作業療法士は「やめとけ」

理学療法士・作業療法士になるのは「やめとけ」という理由は,下の5つです.

  • 昇給が望めない
  • 供給過多
  • 人間関係が面倒臭い
  • サービス残業が多い
  • 業務後や休日に勉強会がある

それでは1つずつ解説します.

理学療法士・作業療法士は「やめとけ」理由1:昇給が望めない

理学療法士・作業療法士は,「やめとけ」という1つ目の理由は,昇給が望めないことです.

まず,理学療法士・作業療法士と他の医療職との給料を比較した下の表を見てください.

給料的には准看護師と同じぐらいですね.

職業平均月収賞与合駅
PTOT28万7,500円64万6,400円409万6,400円
医師91万円77万2,300円1169万2,300円
薬剤師39万8,600円83万3,300円561万6,500円
看護師33万4,400円81万6,300円482万9,100円
准看護師28万2,400円64万1,600円403万400円
診療放射線技師34万6,200円86万5,100円501万9,500円
臨床検査技師31万1,400円87万5,400円461万2,200円
歯科衛生士26万8,700円48万400円370万4,800円
介護支援専門員27万5,200円62万8,000円393万400円
福祉施設介護員24万4,500円53万1,700円346万5,700円
厚生労働省の賃金構造基本統計調査民間給与実態調査-調査結果報告書-より

一方で過去20年間の給与水準の推移を示した下の図を見てみると,理学療法士の給与は下がっており,作業療法士はわずか100.23%とすずめの涙しか上がっていません.

引用:財務分科会資料 「社会保障について②各論』より

今後も,診療報酬の改定がくるたびに少しずつ理学療法士・作業療法士の給料は少なくなっていくでしょう.

理学療法士・作業療法士を本業としながら,副業をしていかないと厳しい時代が来ています.

>>療法士が副業をしないと危険な3つの理由

理学療法士・作業療法士は「やめとけ」理由2:供給過多

理学療法士・作業療法士は,「やめとけ」という2つ目の理由は,供給過多な点です.

1965年に理学療法士・作業療法士の国家資格が制定されました.

制定当初は,人数も少なく需要過多で高収入でした.

しかし,1999年の養成校規制緩和により,年間1万人以上の理学療法士が誕生することになりました.

理学療法士の国家試験合格者数の推移
721人
1968年(昭和43年)
2,301人
1978年(昭和53年)
23,873人
1999年(平成11年)
182,893人
2020年(令和2年)

作業療法士に関しては,

作業療法士の国家試験合格者数の推移
23人
1968年(昭和43年)
186人
1978年(昭和53年)
7,722人
1999年(平成11年)
62,294人
2019年(令和1年)

 

ここ20年間で爆増したのがわかります.

爆増に伴い,下の表のように供給過多になりました.

引用:理学療法士・作業療法士の需要推計について

2040年には,需要に対して1.5倍の供給になる見込みです.

つまり,国家資格は取得したが働く先がないということになります.

理学療法士・作業療法士は「やめとけ」理由3:人間関係が面倒臭い

正直,人間関係の問題はどんな仕事でも多少は必ずあります.

理学療法士・作業療法士という専門職特有の人間関係が非常に面倒なのです.

多くの理学療法士・作業療法士が悩むのは,同僚や先輩などの同じ理学療法士間の人間関係です.

医療にはわかっていないことがたくさんあります.

しかし,一部の理学療法士・作業療法士は「自分の考えが絶対」と思っている人達がいます.

こういう理学療法士・作業療法士が上司にいる時は最悪です.

役職という立場を利用し,平気でパワハラをしてきます.

これは,一般企業ではあまりない専門職ならではの問題だと思います.

理学療法士・作業療法士は「やめとけ」理由4:サービス残業が多い

理学療法士・作業療法士は「やめとけ」という,4つ目の理由はサービス残業が多い点です.

私は,3つの職場を経験していますが,2つの病院は残業代が1円もでませんでした.

私の友人にも残業代が出ない環境で働いている人は多くいます.

酷い施設になると,定時になると部長から「タイムカードを押しておこい」と指示されるところもあります.

つまり,自己研鑽で残っているという形を強制的に取られるということです.

理学療法士・作業療法士は稼げる額の上限が決まっているので,残業してカルテを書いていてもプラスαの収益を上げることができません.

この残業ができない風習は民間病院に多い印象です.

理学療法士・作業療法士の稼げる額の上限に関して知りたい方は,下の記事を参考にしてください.

>>療法士の給料は安い|学生や新人の時から取るべき行動3つ

理学療法士・作業療法士は「やめとけ」理由5:業務後や休日も勉強会がある

理学療法士・作業療法士は「やめとけ」という,5つ目の理由は業務終了後や休日にも勉強会がある点です.

理学療法士・作業療法士は,業務終了後に勉強会がよくあります.

病院主催のものなら,仕方ない面もあります.

しかし,その多くは訳もわからない勉強会に先輩から強制参加を求められるものです.

もちろん,自己研鑽なので残業代はできません.

また,休日にも先輩に誘われて自腹を切って勉強会に参加することも多々あります.

パートナーの理解がなければ,中々続けることが難しい仕事ですね.

医療職以外の方から見れば,休日にお金を払って勉強会に参加して給料も上がらない.

到底理解できるものではありません.

理学療法士・作業療法士のメリット

理学療法士・作業療法士は「やめとけ」とデメリットばかり説明してきましたが,もちろんメリットもあります.

理学療法士・作業療法士のメリットは,下の3つです.

  • やりがいがある
  • 国家資格
  • 夜勤がない

一つずつご説明します.

理学療法士・作業療法士のメリット1:やりがいがある

理学療法士・作業療法士のメリットは,「やりがい」です.

正直,これに尽きます.

「人の役に立ちたい」,「誰かの人生を支えたい」こういう気持ちが強く,誰かがきつい時,心が折れそうな時に寄り添い回復を支援したい人にとっては充実感のある仕事です.

実際に,脳卒中などで体をうまく動かすとができなくなった患者さんが,少しずつ回復し社会に戻っていく過程を支援できることは,大ききな「やりがい」です.

また,退院した患者さんから「あの時のリハビリはきつかったけど,やって良かった」,「おかげで元気なれました」などの言葉を頂けた時の喜びは何ものにも変えることのできない喜びです.

こういった,「誰かのために役に立ちたい」という人にとっては,間違いなく「やりがい」のある仕事です.

理学療法士・作業療法士のメリット2:国家資格

理学療法士・作業療法士のメリット2つ目は国家資格である点です.

いくら供給過多とはいえ,やはり国家資格は強いです.

例えば,他の夢があり,数年間ブランクがあっても,復職しやすい傾向にあります.

また,全国どこでも働けるメリットも国家資格の強みですね.

私の友人でも,理学療法士として数年働き,その後英語学習のため留学,そして理学療法士として再度働く.

このような生き方をしている人もます.

復職しやすい,これは国家資格の最大の強みです.

理学療法士・作業療法士のメリット3:夜勤がない

理学療法士・作業療法士のメリット3つ目は,基本的に夜勤がない点です.

現在,日本は核家族が進んでおり,夫婦で協力して子育てをしている家庭が多いです.

夜勤があると,パートナーに大きな負担をかけることになります.

その点,理学療法士・作業療法士は他の医療職とは異なり夜勤がありません.

子供との時間を多く過ごせるのは,魅力ですね.

*夜勤があるという施設もあるそうです.

理学療法士・作業療法士の口コミ・評判

理学療法士・作業療法士の口コミや評判を見てみましょう.

良い口コミ・評判

悪い口コミ・評判

理学療法士・作業療法士の生き方を考える

理学療法士・作業療法士になりたい方,もしくは現役理学療法学生の「あなた」.

理学療法士・作業療法士になる前に,理学療法士・作業療法士になった後にどう生きていくかを考えておく必要があります.

もし,理学療法士・作業療法士になった後に,お金・人間関係に迷ったら下のような選択肢があることを覚えておいてください.

生き方を考える1:職場を変える

1つ目は,職場を変えることです.

正直,やばい上司がいてメンタル的に追いこまれたら,すぐに転職しましょう.

命より大切なものはありません.

学生のうちから,常に好求人にアンテナを張っておくことは大切です.

は学生でも登録できる無料の転職サイトです.

登録しておいて,損はないでしょう.

自分が働きたい地域の求人を学生の時から,探しておくとライバルに差をつけることができます.

生き方を考える2:職業を変える

2つ目は職業自体を変えることです.

人生100年時代.

「理学療法士・作業療法士がむいてない」,「思っていたのと違う」という方は,別のキャリアを選ぶのもありです.

アメリカでは,生涯に転職をする平均回数が10回を超えます.

日本も年々転職回数は増えています.

別のキャリアを選ぶ際は,大手転職エージェントリクルートが運営するがおすすめです.

また,転職サポートをしてもらいながら,理学療法士・作業療法士からエンジニアとしてIT企業に転職を考えている方は,下の記事が参考になります.

>>療法士からエンジニアに転職する際におすすめなプログラミングスクール5つ

生き方を考える3:副業する

3つ目は,副業です.

「理学療法士・作業療法士の仕事は好きだけど,給料はもう少し欲しい.」

「理学療法士・作業療法士の給料だけでは,理想の生活に届かない」

そう考える理学療法士・作業療法士は多いです.

私もその一人です.

本業とは別に副業をして,色々なスキルを身につけておくことは大切です.

1つの資格やスキルでずっと生活できると思うことは危険です.

>>療法士が副業をしないと危険な3つの理由

理学療法士・作業療法士の給料は低いと嘆いている方は多く見かけます.

しかし,理学療法士・作業療法士の仕事が楽しくないという人はあまり見かけません.

なので,理学療法士・作業療法士なった後も働き方の多様性を常に模索したいですね.

理学療法士・作業療法士はやめとけ:まとめ

理学療法士・作業療法士は,やりがいのある仕事です.

一方で,雇われ理学療法士・作業療法士の給料は社会人の平均給料より低いのが現状です.

また,過去20年間で給料は徐々に下がってきています.

もし,下の項目に該当する方は,理学療法士・作業療法士を志す前に立ち止まってみるのも大切です.

理想と現実のギャップに悩む可能性が高いです.

  • 昇給が望めない
  • 供給過多
  • 人間関係が面倒臭い
  • サービス残業が多い
  • 業務後や休日に勉強会がある

それでも,「人の役に立ちたい」,「理学療法士・作業療法士になりたい」という方は,是非頑張ってください.

「やめとけ」なんて言いませんよ.

先輩療法士として全力で応援します..

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