【知っておくべき】作業療法士に向いていない人の特徴5つ
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困っている女性
私って作業療法士に向いていないのかな?
どんな人が向いていないか気になる…
本記事を読めば、このような悩みを解決することができます。
これから作業療法士を目指そうと思っているけど、私って向いているの?向いていないの…?
本記事では作業療法士に向いていない人の特徴を5つ紹介します。
本記事の内容
- 作業療法士に向いていない人の特徴
- 作業療法士になる前に知っておきたいこと3つ
本記事を読み終える頃には、作業療法士に向いているかどうか分かりますよ。
一生後悔しないためにも、最後まで読んで適正があるか確認してみてね!
目次
作業療法士に向いていないのかな?
これから作業療法士を目指そうと思っているけど、向いているのかな?と悩んでいるあなたに伝えたい事があります。
それは『向いていない人の特徴を知らずに目指すと後悔するよ』って事です。
早く進路を決めたいと焦っていませんか?
「手に職をつけないと…」
「早く受験から解放されたい…」
「でも自分って作業療法士に向いているのかな…」
このように、焦りから頭の中が混乱し不安がドンドン増しますよね。
3~4年の時間を使い、また両親からは数百万円のお金を出して学校に通わせてもらうので、慎重になるのも無理ありません。
作業療法士に向いてないのかを知ることが大切
ただ、焦って進路を決めても絶対に後悔します。
「とりあえず学校に通ってみよう」
「国家資格だから大丈夫!」
このような安易な気持ちで決めてしまうと、作業療法士になった後に「思っていた仕事と違う…」「向いていないかった」と必ず後悔します。
若いうちの3~4年間って貴重なので、焦ってドタバタ進路を決めると一生取り返しがつきません。
作業療法士の適性があるか知ろう!
「じゃあどうすればいいの?」
結論は『しっかりと情報取集すること』
なんだ…そんな事かよ…と思う事なかれ。
実は、作業業療法士に向いてないのかな…と思っている人ほど、肝心の業務内容や取り巻く環境を把握していない。
「そこまで知らなくても大丈夫」「国家資格だから将来安泰でしょ」とおごりがあるのかもしれません。
まずは、しっかりと情報収集することが、これから作業療法士を目指す人の課題です。
それでは次の章から、作業療法士に向いていない人の特徴を紹介します。
後悔しないためにも、しっかり読んでね。
作業療法士に向いていない人の特徴5つ
作業療法士に向いていない人の特徴5つは下記の通りです。
作業療法士に向いていない人の特徴
- コミュニケーションが苦手
- 探究心がない
- 忍耐力がない
- 協調性がない
- たくさん稼ぎたい
それでは1つずつ解説します。
特徴①:コミュニケーションが苦手
作業療法士に向いていない人の特徴1つ目は「コミュニケーションが苦手」です。
作業療法士は患者さんとコミュニケーションをとりながら、信頼を得て作業療法を実施します。
なので、患者さんの思いや葛藤を聞き出す力が必要です。
こんな作業療法士に両親やパートナー、子供を見てもらいたいですか?
- 無関心
- 情報提供してくれない
- 何をしているかわからない
絶対に嫌だわ。
当然、そう思うよね。
作業療法士は対象者はもちろん、家族や他の医療スタッフとも円滑なコミュニケーションが求められます。
人と関わることが苦手な方やコニュニケーションを取るのが苦痛な方は、臨床作業療法業務には向いていません。
それでも作業療法士になりたい場合はどうしたらいいの?
研究者がオススメだね。
作業療法士の活躍の場所は、臨床場面だけじゃないんだ!
特徴②:探究心がない
作業療法士に向いていない人の特徴2つ目は「探究心がない」です。
作業療法士は医療専門職なので、一生涯知識のアップデートが求められます。
こんな作業療法士に担当されたら嫌ですよね?
- 誰にでも同じことをする
- スキルがない
- 知識がない
対象者の回復や精神的なサポートをしていくには、最新の知見と自己研鑽が欠かせません。
「とりあえず作業療法士になろうかな…」
「資格さえとってしまえば、その後はどうでもいいや」
このように探究心のない方は、作業療法士には向いていません。
特徴③:忍耐力がない
作業療法士に向いていない人の特徴3つ目は「忍耐力がない」です。
「中々回復しないな…」
「この患者さんワガママだな」
リハビリを行っていると、こんな事ばかりです。
その中で小さな光を見出し、回復の糸口を探す。これが作業療法士の仕事です。
忍耐強くサポートし、その人らしい生活を送れるよう支援します。
最初から諦めたり、患者さんに寄り添い回復をサポートできない方は向いていません。
漫画スラムダンクの安西先生のあれね!笑
まさしく!
「諦めたらそこで試合終了ですよ。」
特徴④:協調性がない
作業療法士に向いていない人の特徴4つ目は「協調性がない」です。
「看護師さんと話すの苦手…」
「なんでこんな事しないのいけないの?」
お金を貰うからには、自分がしたくない仕事も周りと協力し、最善を尽くす必要があります。
協調性は作業療法士に限らず、どんな社会人においても必須スキル。
自分本位な考えや行動は、チームの指揮を下げ適切な医療を提供する弊害となります。
作業療法士には専門医療職として、高い倫理観と協調性が求められます。
特徴⑤:たくさん稼ぎたい
「作業療法士になって稼ぎたい!」
「医療国家資格だから給料はいいよね?」
残念ながら病院や施設で勤務する雇われ作業療法士の給料は、低いです。
厚生労働省の賃金構図基本統計調査では作業療法士の平均年収は409万6,400円となっています。
ちなみに、国税庁が行なった民間給与実態統計調査によれば会社員の平均年収は441万円となっています。
- 作業療法士:409万6,400円
- 一般会社員:441万円
作業療法士になる前に知っておいきたいこと
この章では、作業療法士を目指す前に知っておきたいことを紹介します。
知っておきたいこと
- 作業療法士の将来性は?
- 作業療法士の年収は?
- 現役作業療法士の本音
それでは1つずつ解説します。
作業療法士の将来性は?
作業療法士の将来性に関しては、人数、職域、社会的ニーズなど、様々な側面から総合的に吟味する必要があります。
また、同じ作業療法士でも将来性が大きく変わるケースも多々あります。
作業療法士の将来性に関しては、下記の記事に詳しくまとめているのでご覧ください。
作業療法士の年収は?
先ほど紹介したとおり、作業療法士の平均年収は409万6,400円で、一般サラリーマンより低いです。
「でも昇給するんじゃないの?」
「経験を積めば稼げるんじゃないの?」
残念ながら昇給も、ほぼありません。
上の図は医療職の給与水準のグラフです。
作業療法士は100.23倍となっており、ほぼ昇給がないことがわかります。
年々作業療法士の数は増えてきており、「需要<供給」となりつつあります。
当然「需要<供給」となれば、給料はもちろん、雇用環境の悪化などが危惧されます。
作業療法士は飽和時代に突入したんだね!
そうなんだ!
下記の厚生労働省の報告書にも2026~2027年で「需要<供給」となることが記載されているよ。
現役作業療法士の本音
作業療法士になる前に知っておいきたいこと3つ目は「現役作業療法士の本音」です。
これから作業療法士を目指すにあたり、現役の作業療法士のリアルな声は何よりも参考になります。
現役作業療法士の本音は下記の記事に詳しくまとめています。
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作業療法士に向いていない人の特徴を理解する
今回は、作業療法士に向いていない人の特徴を紹介しました。
「ほとんど該当したな…」
「自分って作業療法士に向いていないんだな…」
このように感じた方もいるのではないでしょうか?
確かに、該当しないに越したことはありません。
一方で、向いていない人の特徴に該当するからといって作業療法士になれない訳ではありません。
作業療法士の職域は広く、活躍できる分野は多いです。
「コミュニケーションが苦手」
「協調性がないな…」
このような方は、作業療法の研究分野に進む方法があります。
また向いていないと思っていても、働き出したら「作業療法士って楽しいな」と感じ、楽しく仕事をしている人もたくさんいます。
大切なことは、作業療法士を目指す前に深く調べること。
下記の書籍は、作業療法士についてわかりやすくまとめられています。
後悔しないためにも、仕事内容や作業療法士の現状と将来を把握しておきましょう。