20代、年収300万円台資格なしの理学療法士は貧困層に落ちやすい!?
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理学療法士が増えすぎて飽和状態になりつつある昨今、20代、年収が300万円台…将来大丈夫かな?…と漠然と悩んでいる理学療法士に伝えたいことがあります。
それは『20代、年収300万円台で理学療法士免許以外の資格を持っていないってヤバいよ』ってことです。
皆さんは理学療法士としてこのままで大丈夫かな?今の職場に勤めていても昇給しないし、結婚や子育て、また老後問題のことを考えると不安になりますよね。
20代のうちに手を打っておかないと年齢を重ねていけばいくほどシビアになっていくのは、言わずもがな、あなたが一番わかっていると思います。
目次
理学療法士も実績時代へ!無資格は負け組になる
冒頭で述べた通り、理学療法士の数は2000年の養成校緩和を皮切りに爆増しています。
今では、毎年10,000万人以上の理学療法士が誕生し、飽和状態になりつつあります。
実際に厚生労働省が報告した調査によれば、2026〜2027年で理学療法士は飽和状態となり、その後は供給過多のフェーズに入ります。
「供給>需要」のフィーズに入ると何が起こるのか…
そう、実績競争時代が到来します。
考えてみてください。
飽和状態になるということは「買い手市場」ですよね。
あなたが病院の人事なら、無資格で何もしてきていない人と、自己研鑽を課せねて資格取得や学会発表・論文執筆をしている人、どちらを採用しますか?
愚問ですね。
同じ給料を払うなら、自己研鑽し実績がある方を雇用した方が病院や施設にとってメリットが大きいのは火をみるより明らかです。
先行者優位を活かせ!
ただ、20代、年収300万円台で理学療法士免許以外は何も持っていない…もう終わりじゃん…と思うことなかれ。
そんな絶望的な未来を乗り切る方法はたった1つ。
『先行者優位を活かす』こと。
何それ?どういうこと…?こう感じた方も多いのではないでしょうか。
確かに、飽和状態により就職や転職難易度は間違いなく高くなっています。一方で、日本社会はまだまだ年功序列・終身雇用が色濃く、特に医療機関では強い傾向にあります。
つまり、雇用条件の良い職場に早めに転職して年功序列・終身雇用に乗っかれば大丈夫ってこと。
病院・施設によって理学療法士の待遇に天地の差がある!
「なんであいつの方が給料が高いの…?」
「学生時代は自分の方が成績よかったのに!」
同窓会や飲み会等で学生時代の友人に会って給料・待遇の話をした時にこのように感じたことはないでしょうか。
給料や待遇は職場が規定します。理学療法士が増えすぎて競争社会になる前に、給料や待遇の良い職場に異動する。
これが勝ち組パターンです。
年功序列の良いところは、先に入職さえすれば後はエスカーレーター式。
つまり、先行者優位。
「なんであの人が主任に…」
こんなふうに感じることってありますよね。でもこれが現実であり現状。
だって、先に入職して長く勤めているから。今の日本の法律上、労働者を簡単に解雇できないので、とにかく先行者優位になることが必勝法なのです。
いつまで待遇が悪い病院・施設で消耗しているの?
「別に認定理学療法士になんて興味がない」
「プライベートな時間を優先したい!」
「でも平均以上の給料は欲しい…」
こう感じているなら、今の職場にいても解決しません。前述したように給料や待遇は職場が規定するから。
仮に、魚がいない釣り堀とわかっているのに、友人が今日はここで粘ってみよう!と言ったら、絶対釣れないから、時間の無駄じゃん!…こう返答しますよね。
魚釣りを例にあげると無駄だとすぐに理解できるのに、いざ仕事や自分の事となると気付かない方は多いです。
給料や待遇が悪い職場に勤め続けることは『時間』という最も貴重なソースを無駄に消耗している…このことに早く気づけることが、将来的に貧困層にならないために大切です。
20代で行動しないとヤバい!30代は身動きが取れない!
しかしながら、焦らず、自分の納得する病院や施設を探すは難しいですよね。
自問自答して自分が職場に求める条件は何か?残業は月にどの程度か?昇給はあるのか?。などなど、一人で調べるには負担が大きすぎます。
そこでオススメなのが条件が良い職場で働いている友人、あるいは転職エージェントに相談する方法です。
第三者からの客観的なアドバイスは、自分では見落としがちなポイントを認識できたり、何より具体的なアドバイスがもらえます。
友人に相談するも良いですが、プロに相談すると求人紹介はもちろん、履歴書作成や面接対策も行ってくれます。何より、自分では言いにくい「給与・待遇交渉」を行ってくれるので、一石二鳥です。
オススメの転職エージェントはPT・OT・ST ワーカー。
私はかつて、PT・OT・ST ワーカーさんを利用した経験があるのですが、担当者さんの物腰が柔らかく、とても話しやすい雰囲気でした。
もちろん、実績も十分。
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転職って、ついつい焦って早く決めたいと思ってしまうので、転職エージェントを利用することで落ちつて転職活動ができ、一人で転職活動をするより効率的です。
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『先行者優位』を活かして貧困層を回避しましょう。
年収・給料って点ではなく、線で考える必要があるんですよね。今は若さや健康といった人的資本があり、年収が低くても生活は成り立ちます。
しかし、結婚し家を建て、子供を大学まで出してあげる…このような人生設計を描いているのでは、年収300万円台ではかなり厳しいのはいうまでもありません。
さらに、老後もらえる厚生年金給付額は納付した金額に応じて変わります。60歳を超えてくると、若さや健康といった人的資本は20代の時より低い事は、言わずもがな。
腰が痛かったり、病気等で働きたくても働けない状況に陥る可能性だってある。ただでさえ、理学療法士はハードワークだから…
「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」の報告によれば、厚生年金支給額は月に14万6,145円。
これは平均的な年収のサラリーマンの支給額であって、年収の低い理学療法士の支給額は14万6,145円より当然低いです。
老後に貧困層に落ちないために今から対策は必須。
まずは、無料登録し情報収集。あなたの条件に合った新規求人や転職可能な求人がメールで届くから、今は転職する気がなくても登録だけはしておくべき。
「資格取得とかしたくない…」
「別に理学療法士として大成しなくていい」
「でも、ある程度は給料が欲しい…」
このように考える理学療法士は『先行優位』に乗っかりましょう!